旅城ミュージック Lyrics
中国大返しを疾走する豊臣秀吉の軍勢と、天王山へ向かう電光のようなシルエットを描いたエピックロック曲のカバー画像。
中国大返し―天王山へ走れ!
旅城 ・ 山崎合戦(天王山・備中高松城・姫路城イメージ) ・ 152 BPM
豊臣秀吉 中国大返し 天王山
中国大返しを疾走する豊臣秀吉の軍勢と、天王山へ向かう電光のようなシルエットを描いたエピックロック曲のカバー画像。
中国大返し―天王山へ走れ!

概要

「走れ、秀吉!まだ止まるな!」—— 本能寺の変を知った秀吉が、備中高松から電光石火で京へ向かった“日本史上最大級の強行軍”を描くエピックロック。 参照要点を反映し、曲全体は 疾走感・焦燥感・壮大さ を一気に押し流すような構成。 官兵衛の「迷うな、動け」という助言、のちの天下を決める天王山の緊張感、 そしてサビの「走れ・急げ」の反復(Urgent Refrain)が、秀吉の胸の内の焦りと決意を象徴する。 太鼓+エレキギター+ストリングス+ブラスで組む、 “歴史ロック × シネマティック × 戦国バトル”の旅城らしい強烈サウンド。 この曲の背景になっている「中国大返し」は、 1582年(天正10年)本能寺の変の直後に起こった、羽柴(豊臣)秀吉の大規模な撤退・転進です。 本能寺の変が起きた時、秀吉は中国地方の毛利攻めの最前線、 備中高松城(現在の岡山県)を包囲していました。 本能寺で織田信長が討たれたという急報を受けた秀吉は、 まず毛利方と急ぎ和睦をまとめ、講和成立を確認すると、 軍勢を整え直して即座に畿内への帰還を決断します。 備中高松から京・山崎周辺までは、およそ数百キロの行程があり、 梅雨時期にあたる悪路や山道を、連日かなりの距離を進んだと考えられています。 これを可能にするには、兵士の移動速度だけでなく、 食糧の手配、休息地の確保、行軍順序の整理など、 戦略と兵站の両面で綿密な判断が必要でした。 秀吉の側近であった黒田官兵衛(黒田孝高)は、 「迷って立ち止まるより、先に動いて主導権を取るべきだ」という考えを持ち、 いち早く京へ引き返す策を後押しした人物として知られます。 結果として秀吉は、明智光秀が体勢を整える前に畿内へ戻り、 山崎の戦い(天王山周辺)で光秀軍と決戦に持ち込みました。 山崎での勝利により、信長亡き後の主導権は秀吉へと傾き、 その後の清洲会議、織田家内部での勢力調整を経て、 やがて豊臣政権樹立へとつながっていきます。 こうした中国大返しの経緯や距離感、 「時間との勝負」という当時の状況を知ってから聴くことで、 曲中の「走れ」「急げ」といった呼びかけや、 緊張感のある疾走感を、秀吉の立場や判断と重ねて味わうことができます。
※ 進軍するハイっ、ハイっという掛け声がこの曲の特徴です。

漢字歌詞

太鼓が裂けた 備中の夜 高松城に 雨が哭く 信長散りし その報せ 胸の深くで 火が走る 官兵衛(かんべえ)は言う 「道は一つ ためらうな 今こそ動け」 迷いを断ち切り 空を仰げば 雲はすでに 東を指す 姫路の白が 闇を裂き 城は我らの 帰る灯(ひ)となる 一刻(いっとき)たりとも 止まれぬ旅 風が背を押す ただ前へ 走れ 走れ 走れ 秀吉よ まだ止まるな 急げ 急げ 急げ 明智の影を越えるまで 走れ 走れ 走れ 主君の夢を背に受けて 天王山へ 道を開け いまが天下の 分かれ目だ 天王山に 雨が鳴き 山崎原に 旗が燃ゆ 光秀逃る 残影追い 稲妻の如く 駆け抜ける 大返しこそ 天の采配 城も街道(かいどう)も 赤く揺れる すべての足音 復讐の雷 夜明けを裂いて ただ進む 走れ 走れ 走れ 秀吉よ 振り返るな 急げ 急げ 急げ その一念が 天下を決める 走れ 走れ 走れ 今こそ時代を超えろ 天王山へ 風を裂き 明日の名を ここに刻め

ひらがな歌詞

たいこがさけた びっちゅうのよる たかまつじょうに あめがなく のぶながちりし そのしらせ むねのふかくで ひがはしる かんべえはいう みちはひとつ ためらうな いまこそうごけ まよいをたちきり そらをあおげば くもわすでに ひがしをさす はしれ はしれ はしれ ひでよしよ まだとまるな いそげ いそげ いそげ あけちのかげをこえるまで はしれ はしれ はしれ しゅくんのゆめをせにうけて てんのうざんへ みちをあけ いまがてんかの わかれめだ てんのうざんに あめがなき やまざきのはらに はたがもゆ みつひでにげる ざんえいおい いなづまのごとく かけぬける おおがえしこそ てんのさいはい しろもかいどうも あかくゆれる すべてのあしおと ふくしゅうのらい よあけをさいて ただすすむ はしれ はしれ はしれ ひでよしよ ふりかえるな いそげ いそげ いそげ そのいちねんが てんかをきめる はしれ はしれ はしれ いまこそじだいをこえろ てんのうざんへ かぜをさき あすのなを ここにきざめ

English Lyrics

Drums split open the night in Bitchū skies, Rain on Takamatsu echoes the fall. The news of Nobunaga’s fate Ignites a fire deep in my bones. Kanbei whispers, “There is one road. Do not hesitate — move now.” I cut away doubt and face the East, Where the clouds already point. Himeji’s white cuts through the dark, A beacon calling us home. No time to rest, not even a breath, The wind pushes me forward. Run, run, run — Hideyoshi, don’t you stop. Hurry, hurry, hurry — Until Mitsuhide’s shadow breaks. Run, run, run — With your lord’s dream on your back. To Tennōzan, clear the path, This is the moment fate divides. Rain cries over Tennōzan, Banners burning on Yamazaki fields. Chasing Mitsuhide’s fading trace, We strike like lightning in the dark. The Great Return — Heaven’s design, Roads and castles burning red. Every rushing footstep rings Like thunder forged for vengeance. Run, run, run — Hideyoshi, never look back. Hurry, hurry, hurry — Your will decides the world. Run, run, run — Now rise beyond the age. To Tennōzan, cut through the wind, Carve tomorrow’s name.