金華山の城下を一望できる、もったいない景色の使い方トイレ。 手洗い場のみ景色が見えます。長居したくなります。
全国のお城には、こんなトイレがあります
お城を巡っていると、場所ごとにまったく違う「トイレの個性」に気づく瞬間があります。
きっかけは、佐伯城のトイレの趣に惹かれて、SNSで#お城トイレ選手権を投稿したことでした。
ここでは、「お城 × トイレ」というマニアックなテーマを、旅城の視点で紹介していきます。
- ・ 絶景トイレ:お城での立地や景色が活きる、思わず写真を撮りたくなるトイレ
- ・ 山城トイレ:山城攻め前の不安を和らげてくれる、麓や登山口の心強いトイレ
- ・ 趣トイレ:城郭や城下町の雰囲気と調和した、趣のあるトイレ
- ・ 珍トイレ:「こんなのあるの!?」と驚く、ユニークで印象に残るトイレ
お城 × トイレ。
お城のトイレ事情を独自の視点でまとめた、ちょっとニッチで、実用的なガイドです。
お城巡りの新しい発見や、「次はこの視点で見てみよう」という気づきにつながればうれしいです。
🏆 お城トイレ選手権・いま推したい3選
旅城が現地で確認した中から印象に残った3つをご紹介します。
訪城時点での体感にもとづくメモです。今後も内容は随時更新していきます。
ガラス張りの明るさと海鼠壁の風情が心地よい、つい入りたくなる観光案内所前の「魅せるトイレ」。
珍トイレ。狭間に用を仕向ける斬新なトイレ…ではなく、 奥まった場所に本物のトイレは存在します。目印ですので、お間違い無きように。。
📷 写真で見るお城トイレのいろいろ
これまで #お城トイレ選手権 でX投稿した写真の中から、いくつかを抜粋して掲載しています。
詳しい内容や登城記録は各トイレの詳細ページやXの投稿からご確認ください。
鶉古城 多々良沼土塁越しのトイレ
多々良沼公園(浮島弁天近く)の土塁を越えた先にあるトイレです。 古めの建物ながら入口の男女マークがはっきりしており、多目的トイレも完備。 トイレ越しに土塁の高さが分かる、鶉古城ならではの一枚です。 冬の多々良沼では鳥の大合唱と、日本文化遺産「里沼」の景色を楽しみつつ、 ここで用を足して心も体も整えることができます。
白河小峰城 公園公衆トイレ(殿方・奥方)
公園東側の藤門跡から入ってすぐ右手にある、城郭建築風の公衆トイレです。 入口には「殿方」「奥方」の表記があり、漆喰壁と板張りの外観も相まって、 小峰城の雰囲気にしっくり溶け込んだ一基。多目的トイレとおむつ台も備え、 本丸と二の丸のあいだという絶好の位置にあるため、三重櫓へ向かう前の寄り道に最適です。 二の丸茶屋や小峰城歴史館側には、より新しいトイレもありますが、 趣を味わうならぜひこちらにも立ち寄っておきたいところです。
一宮城 登山口そばのトイレ
一宮城跡への登山口に建つ、山道スタート地点のトイレです。 設備はシンプルで多目的トイレやおむつ台はありませんが、 続100名城スタンプと訪城ノートが置かれており、攻城前の準備スポットとしても重要な場所。 スタンプのインクが濃く手がべったりになりがちですが、すぐ横のこのトイレで手を洗えるのは心強いポイントです。 夏場は周囲の草木が茂り虫も多くなるため、利用時は足元や袖口にご注意を。
上田城 二の丸 博物館側のトイレ
上田城二の丸、博物館の入口横にあるトイレです。館内利用者向けの設備だけあって中はとても綺麗で、 落ち着いて利用できる空間になっています。外壁には真田氏の家紋である六文銭があしらわれ、 城門の前で客人を迎えるような佇まいも魅力。博物館で真田信幸・幸村の活躍に触れたあと、 ひと息つきたくなったときに立ち寄りたい“趣トイレ”です。
🔍 条件で探す|お城トイレ一覧(順次追加中)
ℹ️ ご利用上の注意とよくある質問
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Q01. 情報の正確性は?
A01. 可能な限り、旅城が実際に現地で確認した情報に基づいています。
ただし、トイレの 開閉時間・清掃状況・設備・冬季閉鎖 などは随時変わるため、
ご利用の際は、必ず 現地の掲示・案内 をご確認ください。 -
Q02. トイレの分類について
A02. 旅城では、お城トイレを以下独自の 「分類タグ(5種類)」 に分けています。
🔖 分類タグ(カテゴリー)
・絶景トイレ … 眺望や立地の特徴が光るトイレ
・趣トイレ … 城郭風デザイン・歴史景観と調和したトイレ
・珍トイレ … ユニークで「こんなのあるの!?」と驚くトイレ
・山城トイレ … 山城・登山口など、城攻め前後で重要になるトイレ
・その他トイレ … 上記に分類されないその他のトイレ
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Q03. お城にトイレって昔からあったの?歴史的にはどう使われていた?
A03. 日本の城にも古い時代から「厠(かわや)」と呼ばれるトイレが存在していました。
現在の公衆トイレとは構造も使われ方も大きく異なります。
史跡・秋田城跡の発掘では、日本最古級の水洗機構を持つ
「古代水洗厠舎(こうだいすいせんかわや)」が確認されています。
また、姫路城の大天守には「厠(かわや)」跡が残されています。
トイレの痕跡からも、お城の暮らしや構造に目を向けてみると、
お城を見る視点がひとつ増えるはずです。気になった方は、ぜひ深掘りしてみてください。
※ ここから先の Q4〜Q10 は、旅城の実体験や調べた範囲に基づく考察も含まれます。目安としてお楽しみください。
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Q04. 山城のトイレ事情は?
A04.「麓に1箇所のみ」「山頂はトイレなし」というケースも多いと思われます。
旅城の訪城経験からも、おおよそその印象に近いと感じています。
そのため、
・登城前に麓で必ず済ませておく
・標高の高い城は、出発前と到着前の「2回チェック」を意識する
といった準備が、安全で快適な山城攻めには欠かせません。 -
Q05. お城のトイレはなぜ「趣」があるものが多い?
A05. 旅城では、主に次の3つの理由があると考えています。
・景観条例:城跡周辺は、城郭風・板張り・土壁調のデザインが求められる
・歴史公園としての演出:トイレも空間体験の一部として統一される
・観光導線を壊さない工夫:配色(白×黒×木)・屋根(入母屋風)・石垣調の基壇など
トイレも現代の「城の世界観」の一部として設計されていると思うと、
お城巡りの視点がぐっと広がります。 -
Q06. バリアフリートイレの有無は、お城選びに影響する?
A06. 大きく影響すると考えます。
・車椅子利用者
・乳幼児連れ
・高齢者
などにとって、トイレ事情は旅のストレスに直結します。
「多目的トイレが麓にあるか・天守付近にあるか」は、訪問先のお城を選ぶうえで、とても重要な判断材料になります。
特に、高石垣の城、斜面が多い山城、観光導線が長い平山城では、
トイレ間の距離が30分以上空くことも珍しくありません。 -
Q07. トイレ写真から城の構造が分かる?
A07. 現地を巡っていると、ヒントになることが多くあります。
・土塁越しに見えるトイレ → 土塁の高さや断面が分かる
・櫓風トイレ → 景観条例で当時の建築意匠を再現している可能性
・堀の内側に設置 → 公園化の際の観光導線の工夫が分かる
お城トイレは、「現代の施設 × 城郭遺構」の重なりを眺める、ちょっとした参考教材にもなります。 -
Q08. トイレの場所って登城計画でそんなに重要?
A08. 重要です。特に山城では、
「天守跡の場所と同じくらい重要」 と言ってもいいと思っています。 -
Q09. 子連れや初心者でも安心して使えるトイレの見分け方は?
A09. 次のポイントを押さえると、かなり安心できます。
・公園中心部、観光案内所・資料館の隣 → ◎
・城門内の自然公園ゾーン → △
・標高差の大きい山城、堀の奥 → △〜×
・新しい木造調デザイン → 多目的トイレ併設の可能性大
特に、資料館併設トイレ は、設備・清潔さ・案内の三拍子が揃った
「最強クラスの安心トイレ」であることが多いです。 -
Q10. トイレから見える景色が「絶景ポイント」になることはある?
A10. 旅城の記録では、たとえば
・岐阜城(ロープウェイ下り前) → 金華山と城下町を一望できる眺望トイレ など、
トイレがそのまま「絶景スポット」になっている場所もあります。
トイレは景色を見るきっかけにもなります。 -
Q11. トイレから始まる「お城の理解」
A11. 城址のトイレは、その城の「今」を最も端的に表す施設のひとつだと感じています。
管理(清掃)、デザイン、位置、設備、更新頻度が現れる場所です。
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Q12. 情報の追加や訂正、掲載の削除をお願いしたい。
A12.旅城サイトのお問い合わせフォームからご連絡
いただいた内容を確認のうえ、反映・修正させていただきます。
※ 当ページの情報は、旅城による独自の訪問をもとにしたものです。
※ トイレの利用マナーを守り、やさしい城巡りを一緒に楽しみましょう。