旅城|九州ラストステージと山陰への抜け道
島原半島から熊本へ戻り、柳川・久留米・小倉と北上したのち、山陰・浜田城へ抜ける北上ルートをまとめました。
※ 本記事は「旅城・夏の九州攻め」DAY4 の記録です。
※ ルート・所要時間・各施設の情報は訪問当時のものです。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
DAY4|九州ラストステージと山陰への抜け道
DAY4 は、島原半島から九州本土へ戻りつつ、柳川・久留米・小倉 と北上し、最後は日本海側の 浜田城 まで一気に駆け抜ける攻城です。
- 有明フェリー:島原半島・多比良港からフェリーで熊本県・長洲港へ
- 柳川城跡:「水郷の城下町」柳川へ
- 久留米城:筑後川を望む山上の砦・続100名城
- 小倉城:北九州の要衝・続100名城
- 「梅乃葉」:須佐の名物イカを味わえる人気店
- 浜田城:そして続100名城で「九州&山陰編」の締めくくりへ
海と川と山城、そしてグルメを詰め込んだ「ご褒美ステージ」の旅城。
第1章 番外編:多比良港〜長洲港
島原城から北へ約20分。
島原半島北端の 多比良港 から、フェリーで熊本県・長洲港へ渡ります。
九州南部をぐるりと車で回るのも一つの手ですが、
時間と体力を節約しつつ「海の移動」も楽しめるのが、航路の魅力。
フェリーターミナルには売店や待合スペースもあり、
乗船前後に小休止するのにもぴったり。
- 所要時間:約45分
- 運航本数:日中はおおむね1時間に1本程度
- 予約:普通車であれば当日でも乗れることが多いが、ハイシーズンは事前確認推奨
フェリーを降りると、そこは熊本県・長洲港。
ここから 柳川・久留米・小倉方面へ、一気に北上する旅城 が始まります。
第2章 名城 番外編:柳川城
長洲港から車で約1時間。
「水郷の町」として知られる 柳川 に到着します。
柳川といえば、掘割をめぐる 川下り が有名ですが、
その原点には 柳川城 を中心とした城下町の防御構造があります。
いまでは観光舟としてのんびりと水路を進む、癒やしの観光スポットに。
いまでは観光舟としてのんびりと水路を進む、癒やしの観光スポットに。
城郭としての柳川城は、現在は遺構が限られていますが、
城下町の構造そのものが城の名残として生きている のが魅力です。
お城の中心部は、両サイドが中学校と高校です。
- 川下りのコース上に、当時の堀跡や土塁の痕跡を感じられるポイントが点在
- 城郭遺構としてはわずかでも、「町全体で城を感じる」タイプの名城です
お城巡りの途中に、水の都・柳川でひと息つく。
そんな贅沢な寄り道ができるのも、九州攻めならではの楽しみ方です。
第3章 続100名城 NO.185 久留米城
柳川から北へ約40分。
筑後川のほとりにそびえる 続100名城 NO.185 久留米城 に到着します。
久留米城は、川沿いの台地を利用した 平山城 で、
眼下には雄大な 筑後川 の流れを望むことができます。
中心部の神社だけでなく背後の川沿いを静かに散策するのもオススメ。
城内には 篠山神社 が鎮座しており、
城跡でありながら、今も地域の信仰の中心として機能しているのも印象的です。
- スタンプ:続日本100名城スタンプは城内の案内所等に設置
- 眺望:城内からは筑後川と市街地を一望できるスポットも
「川と城」という組み合わせは、日本各地に数多くありますが、
久留米城はその中でも 「川の落ち着き」と「台地」 が同居する静かな印象のお城でした。
第4章 続100名城 NO.181 小倉城
久留米から九州道を北上し、北九州市へ。
続100名城 NO.181 小倉城 に到着します。
小倉城といえば、「唐造り天守」 と呼ばれる独特の天守の姿が印象的。
上層にいくほど大きく張り出していくようなフォルムは、全国のお城の中でも個性的な存在です。
城内の展示では、小倉藩の歴史や城下町の様子がわかりやすく紹介されており
「北九州」都市の成り立ち を学ぶことができます。
- 天守内は、歴史展示に加えて、城下町のジオラマや模型も充実
- 周辺には日本庭園や商業施設もあり、散策と食事をまとめて楽しめるエリア
九州の北の玄関口として、古くから交通の要衝だった小倉。
旅の途中で立ち寄ると、「九州攻めもいよいよ終盤」 という感慨が湧いてきます。
第5章 番外編:お城グルメ・須佐「梅乃葉」のイカ
小倉から本州へ渡り、日本海側へと進路を変えます。
山口県萩市須佐にある 「梅乃葉」 で、旅のご褒美となる絶品イカをいただきました。
コリコリとした食感と、噛むほどに広がる甘みがたまりません。
「梅乃葉」は、イカを中心とした海鮮料理で知られる人気店。
休日は行列ができることも多く、早めの到着か、時間をずらしての訪問がおすすめ です。
- 新鮮なイカ刺しのほか、天ぷらや丼ものも充実
- 日本海を望むドライブの途中で立ち寄るのに最適な立地
須佐のあたりは、切り立った断崖と澄みきった海が続く秘境感たっぷりのエリア。
多少の寄り道にはなりますが、「わざわざ足を延ばす価値のあるグルメスポット」 だと感じました。
第6章 続100名城 NO.170 浜田城
須佐からさらに北上し、島根県へ。
いよいよこの旅の締めくくりとなる 続100名城 NO.170 浜田城 に到着します。
浜田城は、日本海を望む高台に築かれた 海城的な要素も併せ持つ山城。
石垣や曲輪跡がよく残っており、海と城を同時に楽しめるロケーション が最大の魅力です。
山上までは遊歩道が整備されており、
息を切らしながら登った先に広がる大パノラマ が、ご褒美のように迎えてくれます。
九州各地の海城・平山城をめぐったのち、山陰の海を望む浜田城で旅を締めくくる。
まさに「九州攻めから山陰への抜け道」を体感できる、印象深い攻城となりました。
DAY4まとめ|九州ラストステージと山陰への抜け道
DAY4 は、島原半島から熊本・柳川・久留米・小倉を経由し、山陰・浜田城へ抜けるコース として、 海・川・山・城下町・グルメがぎゅっと詰まった攻城になりました。
- フェリーで 多比良港〜長洲港 を渡り、移動とリフレッシュを両立
- 柳川城跡 では、水郷の町並みを通して城下町の構造を実感
- 久留米城 では、筑後川と台地を活かした平山城の妙を体感
- 小倉城 では、唐造り天守と現代都市のコントラストを満喫
- 須佐の 「梅乃葉」 で、旅の疲れを癒やす絶品イカ料理
- そして 浜田城 で、日本海を望む「海城的な山城」の風景に心を奪われる
どの城も、それぞれに 「水」との関わり が深いのが印象的でした。
海・川・堀・港、それぞれの水辺が、城と城下町に関連している。
次回予告|DAY5 備中松山城〜鬼ノ城・備中高松城、そして帰陣へ
九州ラストステージと山陰・浜田城で旅は一区切り。
しかし本当の「帰陣ルート」は、ここから本州側の山城・平山城へと続きます。
- 天守が雲上に浮かぶ 備中松山城
- 古代山城として名高い 鬼ノ城
- 水攻めで知られる 備中高松城
- さらには 尼崎城・伊賀上野城 へ──
「夏の九州攻め」から「本州への帰陣」へと舞台を移しながら、
旅城の攻城ロードはもう少しだけ続きます。