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🏯【旅城・夏の九州攻め】

FINAL|備中松山城 → 鬼ノ城 → 備中高松城 → 尼崎城 → 伊賀上野城
そして江戸へ。夏の大遠征の帰陣。

著者:旅城 初出: 更新: タグ: 旅ログ / 中国地方 / 近畿地方
備中松山城から伊賀上野城までをめぐる夏の九州攻めFINALのイメージ

旅城|夏の九州攻め FINAL(詳細レポート)

九州の海城を巡り、天草から島原へ。さらに熊本へ戻りながら北上し、山陰・中国・畿内を経て江戸へ帰陣。
「総移動距離1500km超え」 の旅城、最後の記録です。

備中松山城と伊賀上野城をイメージした夏の九州攻めFINALのイメージ画像
備中松山城 → 鬼ノ城 → 備中高松城 → 尼崎城 → 伊賀上野城。
山城・古代山城・水攻めの城・都市型城郭・高石垣と忍者の城を一気に巡り、そのまま江戸へ帰陣するラストステージ。

※ 本記事は「旅城・夏の九州攻め」シリーズの FINAL(第5ページ)です。
※ ルート・所要時間・施設の開館時間などは訪問当時の記録であり、変更の可能性があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

夏の大遠征 ついに帰陣!

九州の海城を巡り、天草から島原へ。
さらに熊本へ戻りながら北上し、山陰・中国・畿内を経て江戸へ帰陣。

「総移動距離1500km超え」 の大遠征。

ラストを飾るのは、

  • 備中松山城 :天空の山城
  • 鬼ノ城 :古代山城のロマン
  • 備中高松城 :秀吉「水攻め」の舞台
  • 尼崎城 :都市に溶け込むやさしい城
  • 伊賀上野城 :高虎が遺した異次元の高石垣

そして、ここから江戸へ帰陣。
「旅城・夏の九州攻め」は、この日をもって 完結 です。

第1章 100名城 NO.68 備中松山城|天空の山城、三年ぶりの再会

備中松山城の天守と石垣。山の稜線にのる天空の山城。
序盤で現れる 中太鼓櫓跡 が、すでに天守台級の迫力。 本丸へたどり着く前から胸が高鳴ります。
備中松山城の天守と石垣。山の稜線にのる天空の山城。
言葉はいらない、この圧巻
備中松山城の天守と石垣。山の稜線にのる天空の山城。
天守までの道のり。見上げた瞬間、ただただ「圧巻」という言葉しか出ません。
備中松山城の天守と石垣。山の稜線にのる天空の山城。
名物「殿」、やはりご健在 三年ぶりの再会。
…と思いきや〜、石でした😇
(今回は本物の殿にも会えました。)
備中松山城の天守と石垣。山の稜線にのる天空の山城。
城+猫=最強。 殿の存在そのものが、この城のおもてなし。

ふいご峠から、いざ山城へ

名城中の名城として名高い 備中松山城 へ再訪。
ルートはおなじみ、

  • ふいご峠駐車場 → シャトルバス
  • バス下車 → 山道を約20分登る

石垣、天守、山の稜線の重なり。
日本の山城美です。

天守の板壁は 竪板張り
内部には囲炉裏があり、籠城への備えを感じられます。

さらに、昭和修理前の荒れ果てた天守の写真も展示されており、
いまの美しい姿が とても貴重な復元であること を実感。

帰路はシャトルでふいご峠へ。
駐車場は清潔で、お土産や御城印も販売されています。

第2章 100名城 NO.69 鬼ノ城|古代山城のロマン

鬼ノ城の復元西門と版築土塁。総社平野を見下ろす。
鬼ノ城ビジターセンター駐車場から約15分ほど散策
鬼ノ城の復元西門と版築土塁。総社平野を見下ろす。
山上にそびえる復元西門と版築土塁。
鬼ノ城の復元西門と版築土塁。総社平野を見下ろす。
西門の先に広がる総社平野は、まさに古代山城の舞台。

備中松山城から約1時間、岡山県総社市へ。
山上の古代山城 鬼ノ城(きのじょう) に再訪します。

古代の西門と巨大なスケール

姿を現す復元西門は、何度見ても迫力満点。

土を何層にも突き固めた 版築土塁
その向こうに広がる総社平野。

古代日本が外敵に備えた時代を感じる場所です。

第3章 続100名城 NO.171 備中高松城|秀吉「水攻め」の舞台へ

備中高松城跡の宗治蓮が広がる堀跡。
幟旗でお城に到着したことを実感
備中高松城跡の宗治蓮が広がる堀跡。
一面に広がる宗治蓮。
備中高松城跡の宗治蓮が広がる堀跡。
秀吉の「水攻め」の記憶を伝える、静かな場所。

鬼ノ城から南東へ約30分。
天下分け目の前哨戦とも言える 備中高松城 へ向かいます。

現在の城跡は公園のような雰囲気で、
一面に広がる 宗治蓮 が美しい場所です。

蓮を見ると連想するのは、高田城・忍城・島原城。
蓮の名城ラインの一角。

資料館は要注意(開館短し)

案内所は綺麗に整備され、資料館にスタンプもありますが―

  • 開館 10:00〜15:00
  • 遅れると押せない(今回は間に合わず…)

次こそはゆっくり学びたいところです。

ここから始まる「中国大返し」

岡山を離れ、いよいよ東へ。

秀吉公の「中国大返し」を体験する道のり。

今回の帰陣は、秀吉の3倍大返し でした💪

第4章 名城 番外編:尼崎城|街に溶け込むやさしい城

尼崎城の復興天守と周囲の都市風景。
天守の横には子どもたちが遊べる 現代櫓
尼崎城の復興天守と周囲の都市風景。
狭間から天守をロックオン。
尼崎城の復興天守と周囲の都市風景。
現代の街に溶け込む尼崎城の天守。
尼崎城の復興天守と周囲の都市風景。
エンタメ要素満載です。

備中高松から車で約2時間半。
兵庫県尼崎市の 尼崎城 へ。

大坂夏の陣ののち、戸田氏鉄 が西国の守りとして築いた城です。

都市に自然と混ざり合う城

  • 天守の横には、子どもたちが遊べる 現代櫓
  • 前には庄下川
  • すぐそばに尼崎駅

街に溶け込んだ、優しい存在感のお城 という印象でした。

現在の天守は約300m北西に移築

今の天守は、私財で復興されたもの。
本来の位置とは少しズレていますが、
地域の思いが形になった 新しい城 でした。

尼崎城は体験テーマパーク型

  • 兜をかぶれる
  • 鉄砲を構えられる
  • 忍たま乱太郎の映像(期間限定)
  • 「名城手拭百城」の展示で物欲を刺激される

狭間越しに天守を狙う構図も撮れて面白い。

都市の中の 遊べる近世城郭
新旧の城文化が重なる場所でした。

第5章 100名城 NO.47 伊賀上野城|高虎が残した高石垣

伊賀上野城の高石垣と白壁の天守。
男女マークが忍者のお城トイレ
伊賀上野城の高石垣と白壁の天守。
空へ伸びるような高石垣。
伊賀上野城の高石垣と白壁の天守。
陽に輝く白壁の天守。
伊賀上野城の高石垣と白壁の天守。
天守内には忍者が忍んでいる。
伊賀上野城の高石垣と白壁の天守。
石垣は藤堂高虎の日本屈指のスケールを誇ります。

尼崎から奈良を経由し、約1時間半。
最後に訪れたのは三重県の 伊賀上野城

100名城スタンプを始めた初期以来、
10年以上ぶりの再訪 でした。

青空に映える白壁が実に美しい天守です。

復興90周年の天守

昭和10年、地元代議士の尽力により再建された天守。
今年は 復興90周年 という節目の年。

外観は優雅で、静かな城下を見守るお城。

高虎さん、やりすぎました。

近づくほど分かる 30m級の高石垣
藤堂高虎の代表作であり、日本屈指の高さです。

「これ本当に人力で積んだの?」
と言いたくなる異次元のスケール。

ビルも重機もない時代に、この石垣が築かれたという事実だけで胸が熱くなります。

忍者の町の遊び心

  • 男女で色分けされた忍者トイレ
  • 伊賀忍者の展示
  • 文化庁「日本遺産」ポータルで紹介される忍者特集
  • 御朱印・御城印ならぬ 御墳印 の記事まで

伊賀ならではの遊び が詰まった場所です。

ひゃー!高石垣、落ちたら天竺へ👼

第6章 江戸へ帰陣|夏の大遠征、ここに完遂

備中松山城の山城美、鬼ノ城の古代ロマン、備中高松の歴史の転換点。
尼崎城の街と共存する城、伊賀上野の高石垣と忍者。

海城・山城・平城・近世城郭・古代城柵。
多彩な城を巡った夏でした。

距離にして 1500km超
九州から山陰を越え、畿内を走り、江戸へ。

次はどこを攻めるか・・・軍資金を貯める日々が始まります。

旅城・夏の九州攻め✨ 完結!


夏の九州攻め・完全制覇まとめ

「旅城・夏の九州攻め」は、

  • 熊本城・富岡城・原城・島原城をはじめとした 九州の海城
  • 多比良港〜長洲港のフェリーでつなぐ 熊本遠征ループ
  • 柳川・久留米・小倉・浜田城といった 水と海に育まれた城
  • そして備中松山・鬼ノ城・備中高松・尼崎・伊賀上野という 山陰・中国・畿内の名城

「城と地形」「城と水」「城と都市」「城と古代」「城と石垣」 多くの要素が見えてきた遠征でした。

このレポートが、みなさんの旅城のきっかけになれば嬉しいです。